ブログ

8020ならぬ10020

80歳で20本の歯を残そうという8020運動。

その昔は80歳での平均残存歯数は8本程度でしたが、

調査のごとに2本程度増え続け、現在では16.8本にもなっています。

日本で平均残存歯数が8本と言われていた当時

フィンランドやスウェーデンの80歳での残存歯数は、

25本と言われていました。

日本との残存歯数の差は予防によるところが多く

ホームケアとプロフェッショナルケアをしっかりしましょう!という

説明でこの数値はよく用いられていたものです。

現在では北欧との80歳時点での残存歯数の差はほとんど無くなっています。

そんな日本で「10020」を表彰している地域があります。

文字通り100歳で20本の残存歯がある方を表彰するもので、あま市が実施しているものです。

他にも台東区が「8020」「9020」「10020」達成を表彰しています。

8020達成率も半分を超えましたから、もはや珍しいこともありません。

80歳まで生きようと思うと、歯が20本以上あることが条件・・・

そんな時代が来るのかもしれませんね。

関連記事

  1. 認知症介護経験によって中高年層の意識や行動に変化あり
  2. 【無料メルマガ】フレイル・ロコモと歯科の役割
  3. 矯正治療で口腔内の細菌叢が大きく変化
  4. 葉酸が口蓋裂の発症を予防する仕組みを解明
  5. 臼歯を失うと脳の老化が進む
  6. 歯科医師のケアががん手術後の死亡率を減少させる
  7. ガム咀嚼によって唾液中の免疫物質(IgA)が2.5倍に増加
  8. 歯と口から始める健康寿命の伸ばし方
PAGE TOP