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歯科医院経営通信Vol.76 「新型コロナウィルス対策   緊急事態宣言が解除されて」

◆ 新型コロナウィルスの影響

3ヶ月連続でコロナ関連の内容です。

緊急事態宣言が5月末まで延期され
これを書いている5月15日の時点で
39県が解除されました。

完全に収束するということはなく
なんとなく緊急事態宣言が終わり
「コロナウィルスとの共存」という命題に
世界は向かっていくことになるのでしょう。

緊急事態宣言中の歯科医院の業績ですが
ご支援先を見ている限り
世間で言っていいるほど落ちていませんし
去年の同時期とほとんど変わらない医院が多いです。

保険の定期健診の延期は多いのですが
その空いたところは治療が入って
補われている状態です。

しかし、定期健診の患者さんは
経営的にはベースとなる患者さんですので
安定経営のためには
早く戻ってきて欲しい医院が多いと思います。

ただ
緊急事態宣言が解消された今
患者さんの動きがどうなっていくのか
微妙なところです。

緊急事態宣言が解消されたからと言っても
不要不急という認識である患者さんが多ければ
なんとなく通院を伸ばしたまま、
すぐには戻ってこないことも十分に考えられます。

今までにどれだけ
・口腔環境を整えることが全身の健康に寄与する
・新型コロナに関しても口腔ケアは重要である
ということを伝えられていたかで
今後の患者数は変わってくると思います。

そして、考えておかなければならないのは
緊急事態宣言が解除されても
新型コロナの第2波や第3波・・・が来ることも
十分に想定されると言うことです。

新型コロナが繰り返せば、
さらに来院を延ばす、というパターンにはまって
抜け出せなくなると経営としては大変です。

今来ている患者さんにも
延期されている患者さんにも
情報提供は必要でしょう。

少なくとも改めて
〇 新型コロナウィル感染対策は十分にしてある
〇 新型コロナウィルス対策に口腔ケアが有効である
ということは盛り込んでいかなければならないでしょう。

◆ コロナで分かっていることを整理する

様々な新型コロナについての
情報が発信されています。

今は、いかにアンテナを張っておくかが重要です。

歯科にとっては、偏向報道をしていると言っても
過言ではない「マスコミ」の情報を上手く活用すべきかもしれません。

新聞、業界誌、ネットニュースだけでなく
TVでのニュース、ワイドショーも含めて情報を拾えると
色々なことが見えてきます。

マスコミが取り上げる情報は、
一部が切り取られていたりしますので
情報元である学会や教授、あるいは企業の
リソースを当たっておくことをお勧めします。

例えば…

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