ブログ

周囲炎リスクも下げられる??チタンインプラントを開発 東北大

東北大学によると、

  • ヒト歯根表面の物理的性質を模倣するように表面特性を改良したチタンインプラントを開発した
  • この生体模倣チタンインプラントは、埋植部位に存在する内因性幹細胞に働きかけることから、生体本来の再生能力を活性化させ、細胞移植をしなくても、天然歯周囲にあるものと同等の歯周組織を誘導できる

とのことです。

 

従来のチタンインプラントは、オッセオインテグレーションでくっついていただけでしたし、HAインプラントでもバイオインテグレーションでくっついただけのものでした。

ですが、今回開発されたチタンインプラントは歯周組織をも再生させるもののようです。歯周組織が再生されないことによる多くの弊害が無くなるわけです。

歯根膜も再生されるので、インプラント周囲炎のリスクも抑えられるのではないでしょうか?

これが製品化されれば相当画期的な治療となると思うのですが、まだしばらく時間はかかりそうです。

関連記事

  1. 投資したものを回収する必要性
  2. 新型コロナワクチン接種に伴うリスク管理
  3. 磁性アタッチメント保険適用案を報告 中医協
  4. 栄養素を覚えることによるコミュニケーションの深化
  5. 歯科医院経営 トリートメントコーディネーターの育成について
  6. 令和3年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止継続支援 補助金
  7. P重防算定歯科医院は35%
  8. 歯科医院経営通信Vol.100「定期健診中のカウンセリングについ…
PAGE TOP