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歯周病デジタルPCR検査

池内興業合同会社(和歌山県)は、

国内初となる歯周病菌の「デジタルPCR検査」を開始したそうです。

採取したプラーク(歯垢)から観察する歯周病菌の分子の数、

コピー数を正確な数値で測定できる「絶対定量」を行うことで、

これまでにない歯周病治療の確立が期待されています。

同社によると、従来の歯科医院での歯周病の進行と治療効果は、

歯科医師や歯科衛生士による視覚的な評価が中心で、

特に歯周ポケットの深さが主要な指標とされているものが

「デジタルPCR検査」が歯科医院で普及すれば、

より科学的な根拠に基づいた正確なデータにより、

治療効果が上がることが期待されているとしています。

詳細が分かりませんが

検査は精度だけでなく、

検査しやすさや検査結果が分かるまでの時間なども

実際に導入するにあたっては重要で

この辺りも普及のポイントになってくるでしょう。

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