ブログ

小児の口唇閉鎖不全は30.7%

新潟大学によると、小児の口唇閉鎖不全の有病率が30.7%だっだそうです。

日本で初めて口唇閉鎖不全に関する全国大規模疫学調査を行い、分かった数値です。

 

全国における66の小児歯科を専門に診療をしている歯科医院において、定期的に歯科医院を受診している3歳から12歳までの3,399人の子どもを対象としています。

  • 日本人の子どもたちの30.7%が口唇閉鎖不全
  • その有病率は年齢とともに増加
  • 地域差はみられない
  • 「唇にしまりがない」「鼻がつまる」「音を立てて食べる」など12の質問項目がお口ぽかんと関連。このことから、顎顔面の形態や位置だけでなく、口呼吸やアレルギー性鼻炎などが関連していることが示唆される

  

歯科保険診療において、2020年4月からは「小児口腔機能管理料」と「小児口唇閉鎖力検査」が新設されています。

  

保険範囲も治療のものから、検査や予防に範囲を広げている感じがします。医院の方向性にあうか、ということを検討したうえで取り入れていきたいですね。

関連記事

  1. 周囲炎リスクも下げられる??チタンインプラントを開発 東北大
  2. 旬な情報の有効活用
  3. 健康寿命が長い地域の男性は、歯医者さんによくかかる 京都大学
  4. 2019年の平均寿命
  5. マスク使用者の6割が口臭が気になる
  6. 舌がよく動く人は栄養状態が良好で身体が元気!
  7. 平均寿命と平均余命(令和4年3月2日公表) 
  8. P重防算定歯科医院は35%
PAGE TOP