ブログ

食器での垂直感染を意識しても意味がない

親から子どもにむし歯菌をうつさないように

食器を共有しないように伝えている医院があるかもしれません。

今年8月、この「食器の共有」について

日本口腔衛生学会が下記のような意見表明をしています。

「食器の共有は離乳食開始時期の

生後5・6か月頃から始まりますが、

それ以前から親から子どもに口腔細菌は感染しているのです」

つまり、

食器の共有に神経質になっても

それ以前に感染しているので意味がない

ということです。

そこまで神経質になるよりも

親の口腔環境を整えておくことや

ケアをしっかりすることが重要ですね。

関連記事

  1. 歯科医師のケアががん手術後の死亡率を減少させる
  2. 小児の口唇閉鎖不全は30.7%
  3. 20代から問題になる”ロコモティブシンドローム”
  4. 歯周病菌がサルコペニア促進に関与
  5. 口腔内の特定細菌が食道がんに影響
  6. お菓子のメーカーと口腔機能
  7. 歯周病改善に運動療法が有効
  8. 歯科医院経営通信Vol.55【「そんなに長生きしないから保険でい…
PAGE TOP