ブログ

食器での垂直感染を意識しても意味がない

親から子どもにむし歯菌をうつさないように

食器を共有しないように伝えている医院があるかもしれません。

今年8月、この「食器の共有」について

日本口腔衛生学会が下記のような意見表明をしています。

「食器の共有は離乳食開始時期の

生後5・6か月頃から始まりますが、

それ以前から親から子どもに口腔細菌は感染しているのです」

つまり、

食器の共有に神経質になっても

それ以前に感染しているので意味がない

ということです。

そこまで神経質になるよりも

親の口腔環境を整えておくことや

ケアをしっかりすることが重要ですね。

関連記事

  1. 大腸がんに口腔内と同一菌株由来のフソバクテリウム・ヌクレアタムが…
  2. 高齢者における残存歯と睡眠時間の関係
  3. 12歳児DMF歯数0.74本 過去最低を更新
  4. 歯の再生治療薬
  5. 歯周病改善に運動療法が有効
  6. 誤嚥を防ぐ自動販売機
  7. 嚥下力が落ちた人向けの外食
  8. 入れ歯の手入れの差によるリスク
PAGE TOP