ブログ

差別化と収益

口腔環境に患者さんに興味を持ってもらうために
あるいは、他院との差別化を図るために
歯科治療を超えた医療を提供している医院も増えています。

内科と提携し、メタルフリーを推進している医院
整形外科と連携し、運動器から見直している医院
管理栄養士を雇用し、栄養指導をしている医院
リンパマッサージを併設している医院
体組成計などを使いながら体内のアプローチをしている医院

他にも色々な取り組みがありますが
これらを取り組んでいても業績には大きな差があります。

結論から言えば、
「出口」までのストーリーがしっかり決まっているかどうかが
業績を左右しています。

例えば、
管理栄養士を雇用して栄養指導をしても
その後に治療に結び付けるストーリーが無ければ
生産性が落ちるだけです。

そして、管理栄養士に対してそういう教育も不可欠です。

何か取り組む際には
ただ単に
「この要素を入れれば差別化できるのでは?」
という発想に留まらず、
その先の”収益”に結び付ける具体的なストーリーを
考えることをお勧めします。

関連記事

  1. 歯科医院経営通信Vol.103「続・自費治療に抵抗があるスタッフ…
  2. 旬な情報の有効活用
  3. WHOが歯科定期健診の先送りを推奨(8月11日)
  4. 歯数が多く嚥下が良好だと2年後の栄養状態が良好 岡山大学
  5. 過去最高の保険点数、過去最高の自費成約額ですが・・・
  6. 令和4年度診療報酬改定に向けた評価対象治療および技術
  7. 歯科における濃厚接触者
  8. 小児の口唇閉鎖不全は30.7%
PAGE TOP