ブログ

「新患が増えれば何とかなる」「いいスタッフが来れば何とかなる」の弊害

ご相談の中で、

「新患が少なくなって売上が落ちてどうしようもない

新患さえ来れば業績は回復するので新患を増やしてほしい」

と言ったものや

「良いスタッフが来ない 来てもすぐ辞める

 有能で辞めないスタッフさえ来れば

 業績は回復するので採用方法を教えて欲しい」

と言ったものがあります。

ともに「手段」だけを強化しても成果には結びつかないことが多いものです。

例えば… 

 新患が来ないので、集患方法を見直す

 良いスタッフが来ないので、募集方法を見直す

このアプローチは、対処療法に過ぎず、肝心の問題点が改善されていないことも多く、結局長続きしません。

集患方法を見直しても「医院の中身」が変わっていなければ、患者さんは増えません。増えたとしても、中断していきます。

採用方法を見直しても「医院の中身」が変わっていなければ、医院見学時に辞退されてしまいます。採用しても、長続きしません。

手段だけに目が行きがちですが、根本的な原因を探してみることが、改善の第一歩となります。

関連記事

  1. 定期歯科健診の受診行動、歯科医院側の環境が影響
  2. 歯科医院経営通信Vol.81 「患者さんに話が上手く伝わらない方…
  3. 新東京歯科技工士学校とベトナムの大学が連携
  4. 説明するカウンセラーは成約率が低くなる
  5. 非常時のお口のケア
  6. 2040年を見据えた歯科ビジョン
  7. 歯科医院経営通信Vol.79 「自費治療を増やす際の『障壁』につ…
  8. 歯科医院の新規開業の準備に欠かせないもの
PAGE TOP