ブログ

「新患が増えれば何とかなる」「いいスタッフが来れば何とかなる」の弊害

ご相談の中で、

「新患が少なくなって売上が落ちてどうしようもない

新患さえ来れば業績は回復するので新患を増やしてほしい」

と言ったものや

「良いスタッフが来ない 来てもすぐ辞める

 有能で辞めないスタッフさえ来れば

 業績は回復するので採用方法を教えて欲しい」

と言ったものがあります。

ともに「手段」だけを強化しても成果には結びつかないことが多いものです。

例えば… 

 新患が来ないので、集患方法を見直す

 良いスタッフが来ないので、募集方法を見直す

このアプローチは、対処療法に過ぎず、肝心の問題点が改善されていないことも多く、結局長続きしません。

集患方法を見直しても「医院の中身」が変わっていなければ、患者さんは増えません。増えたとしても、中断していきます。

採用方法を見直しても「医院の中身」が変わっていなければ、医院見学時に辞退されてしまいます。採用しても、長続きしません。

手段だけに目が行きがちですが、根本的な原因を探してみることが、改善の第一歩となります。

関連記事

  1. 令和4年度診療報酬改定に向けた評価対象治療および技術
  2. 「口腔機能低下症」「口腔機能発達不全症」を活用する
  3. 歯科医院経営通信Vol.80 「「押し売り」にならない自費治療提…
  4. 2050年には認知症患者が世界で1億5200万人に
  5. 黒くならない!象牙質をカバーする新しい複合体
  6. 新患に頼らない歯科医院経営
  7. 衛生士と受付の意見が合わない・・・
  8. 歯科医院経営通信Vol.57 「コミュニケーションで業績を伸ばす…
PAGE TOP