ブログ

マウスピースを用いた噛みしめ訓練が高齢者の咬合力改善に有効

東京医科歯科大学が

簡易に作成できるマウスピースを用いた噛みしめ訓練が、

義歯を使用している高齢者の咬合力と

咬筋量、質の改善に有効であることを明らかにしています。

プレスリリースによるとそのポイントは 

  • 歯の喪失で低下する咬合力が、義歯を使用した高齢者でもトレーニングによって改善することが明ら かになりました。
  • 1カ月間の短期トレーニングで、咬合力向上に加えて咀嚼筋の一つである咬筋の肥大も認めました。
  • 歯科補綴治療が完了しメインテナンス段階に入った高齢者に対する簡易な口腔機能セルフマネジメン トの確立が期待されます。

ということでした。

 

合わない入れ歯を入れ続けて正しい噛み方を忘れてしまっている

ポケットデンチャーになって噛み合わせがずれてしまっている

 

このような患者さんも少なくありません。

 

リハビリデンチャー、トレーニングデンチャーを作成していたり

義歯の患者さん向けのMFTを実施していたりする医院も多いと思いますが

新たなメニューとして加えても面白いかもしれませんね。

 

関連記事

  1. 乳酸菌飲料を就寝前に飲む人
  2. 歯科医院通信No.109 定期検診への誘導を考える
  3. 国民生活センターがインプラントに警鐘
  4. 何となく定期購読しているものを活かす
  5. 定期健診が咀嚼能力低下予防に有効
  6. 10月からの消費税率アップに伴って
  7. カムカム健康プログラム開始
  8. 『あさイチ』花田信弘教授の出演と出典のデータ
PAGE TOP