ブログ

マウスピースを用いた噛みしめ訓練が高齢者の咬合力改善に有効

東京医科歯科大学が

簡易に作成できるマウスピースを用いた噛みしめ訓練が、

義歯を使用している高齢者の咬合力と

咬筋量、質の改善に有効であることを明らかにしています。

プレスリリースによるとそのポイントは 

  • 歯の喪失で低下する咬合力が、義歯を使用した高齢者でもトレーニングによって改善することが明ら かになりました。
  • 1カ月間の短期トレーニングで、咬合力向上に加えて咀嚼筋の一つである咬筋の肥大も認めました。
  • 歯科補綴治療が完了しメインテナンス段階に入った高齢者に対する簡易な口腔機能セルフマネジメン トの確立が期待されます。

ということでした。

 

合わない入れ歯を入れ続けて正しい噛み方を忘れてしまっている

ポケットデンチャーになって噛み合わせがずれてしまっている

 

このような患者さんも少なくありません。

 

リハビリデンチャー、トレーニングデンチャーを作成していたり

義歯の患者さん向けのMFTを実施していたりする医院も多いと思いますが

新たなメニューとして加えても面白いかもしれませんね。

 

関連記事

  1. 小児の口唇閉鎖不全は30.7%
  2. 好業績が続く理由
  3. 歯科医院経営通信Vol.71「患者さんは本当に健康を求めているの…
  4. 被保険者オンライン資格確認へ
  5. 日本補綴歯科学会がチタン冠の診療指針作成
  6. 中断する患者さんへの対応
  7. 5月15日に神戸にてセミナー開催決定!
  8. 潜在需要から商品化を図る
PAGE TOP