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中断リスクを抑える

どれくらい患者さんが自院で中断されているか把握されていますか?

また、どのタイミングで中断されているか把握されていますか?

 

患者層を絞り込むために、意図的に応急処置終了後に中断させている場合を除き

治療中の中断は、経営にとって痛手になります。

 

いくら新患が増えても、患者数は蓄積されていきません。

お風呂の栓をしめず、大量のお湯を注ぎこんでいる状態です。

では、どうすれば良いか、ということになりますが

まずは自院で中断している患者さんのタイミングを把握する必要があります。

 

代表的なものとして

● 応急処置終了後

● 根治中(特に抜髄後)

● TEK装着後

● 治療終了後(定期健診に来ない)

 ⇒ 定期健診の誘導率

● 定期健診2年目以降

といったものが考えられます。

 

それぞれを改善するのに共通して必要なのは、

お口への興味を高めるアプローチを毎回しておくこと

それに加えて、中断する切っ掛けとなるタイミングで中断リスクを”具体的に”お伝えすることです。

 

なんとなく口頭でスタッフが中断リスクを伝えているだけになっていませんか?

 

もちろん、伝え方の問題だけでなく、「治療」自体の問題の可能性もあり、こちらを見なおす必要もありますが

中断率が高いタイミングがありましたら、ぜひこのような点も見直してみてください。

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