ブログ

コンビニより歯科医院って多いんですよね?

最近、患者さんから
スタッフがこう言われた医院があります。
「コンビニより歯科医院って多いんですよね?」
「予防って意味あるんですか?」

治療終了後も続けてくることに
意味を感じていないのでしょうね。

その患者さん曰く
最近、雑誌かwebで
危ない歯科医療といった感じの
記事の中に書いてあったそうです。

〇 予防は意味が無い
〇 リスク管理検査は儲けるため
〇 予防はコンビニより多い歯科が生き残るためだ

など、だそうです。

直接記事を見たわけではありませんが
患者さん自身が情報を誤って解釈しているかもしれませんし
その記事が大げさに書かれていたのかもしれません。

結局、
この患者さんにこう思わせてしまったのも
コミュニケーション不足が原因です。

予防の必要性はお伝えしているはずですが
伝わっていなかったわけです。

ただ、このような方は
増えてくると予想されます。

必要なのは、
理解してもらうためのコミュニケーションです。

一般論で終わっても患者さんの心には響きません。

その人の深層心理の中にある欲求を引き出す
コミュニケーションです。

さらに、なぜ、目の前の患者さんが

定期検診にくる必要があるかという

個別の情報です。

この仕組みの導入が今後ますます
重要になってくると感じた出来事でした。

関連記事

  1. お口の健康と身体の健康が関係していることを伝える時に
  2. 歯科医院経営通信Vol.105 「損をしているカウンセリングの特…
  3. 咀嚼の誤解
  4. 歯科医院経営通信Vol.51【患者さんとの信頼関係を築くⅡ】
  5. 健康意識を高めるための院内での取り組み
  6. 歯科医院経営通信Vol.102「自費治療に抵抗があるスタッフ、い…
  7. 歯科医院経営通信Vol.104 「口腔内写真、撮っているだけにな…
  8. 患者さんを誉めることの重要性
PAGE TOP