ブログ

補綴物が覚えられないスタッフに

「補綴物の種類が沢山あって覚えられません!」
こう言われるスタッフもいます。

「大丈夫です。分かっています!」というスタッフに
実際に説明をしてもらうと
全く分かっていないこともあります。

沢山あると言っても
10種類程度だと思いますが
これがなかなかスタッフには覚えられないようです。

覚えられない方の傾向として
「補綴物の名前」と「長所」「短所」を
言葉のまま、丸暗記しようとしています。

理解しないまま覚えているので
これでは説明をする時でも
補綴物そのものの説明に終始します。

患者さんのニーズを引き出し、
それに適したものというアプローチが難しくなります。

まずは、
メタル系、レジン系、セラミック系の
素材の特徴を理解してもらうところから始めると
理解度が高まる傾向があります。

このあとに
それぞれの素材で特徴的なもの
複数の素材の組み合わせの物
などを覚えてもらうようにしています。

スタッフがなかなか補綴の説明ができない…
そんな時にはぜひ試してみてください。

関連記事

  1. 歯科医院経営通信Vol.93 「50歳を目前から始めた医院改革!…
  2. 歯科医院経営通信Vol.92 「自費治療がもたらす効果」
  3. 2050年には認知症患者が世界で1億5200万人に
  4. 歯科医院経営通信Vol.85 「メタプログラムを把握しコミュニケ…
  5. 自費治療の価値を伝えると自費は頭打ちになる
  6. お口の健康と身体の健康が関係していることを伝える時に
  7. コトバを「省略」するリスク
  8. 歯科医院経営通信Vol.72「コミュニケーションを変革する」
PAGE TOP