ブログ

口腔環境の悪化が選手の能力低下を生む

FDI(国際歯科連盟)のリリースで、口腔環境をないがしろにすると選手の能力が低下するというものがあります。 FDIは拠点をジュネーブに置き、130カ国以上からの約200 の国家レベルの諸機関と専門家グループによって構成されており、全世界の人たちが最善の口腔環境を実現することを目標としています。口腔環境をないがしろにすることで、競技能力が以下のような形で著しく低下すると指摘しています。 ・不衛生な口腔環境は、生活の質や体調に悪影響を及ぼす。この2つは選手が活躍するためにとても重要な要素 ・虫歯や歯茎の疾患から、体の他の部分に腫れや化膿を引き起こしたり、それらが治りにくくなる可能性がある・体が接触する競技や格闘技に参加する場合、しっかりした防御策を講じていなければ口腔内や歯のケガを負いやすくなる。1つ1つは、特に目新しい指摘では無いかもしれませんが、運動にプライオリティーのある患者さんのお口に対する興味を上げるために活用できそうな話題ですね。

関連記事

  1. 新たな歯周病重症化メカニズムが解明
  2. 20代から問題になる”ロコモティブシンドローム”
  3. 6〜8月に歯科医師ら52人新型コロナ感染
  4. 健康寿命が長い地域の男性は、歯医者さんによくかかる 京都大学
  5. 「歯数とアルツハイマー型認知症との関連」で日本歯科総合研究機構が…
  6. インフルエンザ大流行の兆し
  7. 「歯の本数が多く、かみ合わせが良いほど医療費が低い」サンスター調…
  8. 大腸がんに口腔内と同一菌株由来のフソバクテリウム・ヌクレアタムが…
PAGE TOP