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口腔環境の悪化が選手の能力低下を生む

FDI(国際歯科連盟)のリリースで、口腔環境をないがしろにすると選手の能力が低下するというものがあります。 FDIは拠点をジュネーブに置き、130カ国以上からの約200 の国家レベルの諸機関と専門家グループによって構成されており、全世界の人たちが最善の口腔環境を実現することを目標としています。口腔環境をないがしろにすることで、競技能力が以下のような形で著しく低下すると指摘しています。 ・不衛生な口腔環境は、生活の質や体調に悪影響を及ぼす。この2つは選手が活躍するためにとても重要な要素 ・虫歯や歯茎の疾患から、体の他の部分に腫れや化膿を引き起こしたり、それらが治りにくくなる可能性がある・体が接触する競技や格闘技に参加する場合、しっかりした防御策を講じていなければ口腔内や歯のケガを負いやすくなる。1つ1つは、特に目新しい指摘では無いかもしれませんが、運動にプライオリティーのある患者さんのお口に対する興味を上げるために活用できそうな話題ですね。

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