嚥下障害に対して複数の診療科の医師などが連携して治療にあたる専門のセンターが、京都大学の附属病院に開設されることになりました。
高齢者がますます増えるなかで、認知症とともに危惧されている症状の1つが、誤嚥性肺炎です。口腔内の清掃状況にも関わりますが、嚥下能力の低下も大きな問題です。
歯科においても、口腔機能に対して、検査を行い診断継続管理をしていくようになっています。この4月から対象年齢も引き下げられ、広く管理していく流れになっています。
「摂食嚥下診療センター」では、耳鼻咽喉科や歯科、それにリハビリテーション科など、複数の診療科の医師が共同で治療にあたるほか、管理栄養士や地域のソーシャルワーカーなどとも連携して患者のサポートを行うことにしているそうで、大学病院では東京や仙台など全国13か所で設置されていますが、関西では初めてだということです。
さらにこのような連携した取り組みが増えていくんでしょうね。