セミナーでは、限られた時間の中、１人でも多くの方に有益な情報をお持ち帰りいただけるよう、ポイントやテーマを絞って講演内容を決定しております。したがって、普遍的に利用可能なノウハウが中心となり、セミナーにご参加いただく方、おひとりおひとりが、更に医院の状況に応じて、活用方法を考え、準備し、実践していただくことが必要となります。

医院のタイミングや、院長先生のモチベーションの状況により、実行できたり、できなかったりと、大きなムラがあるということはないでしょうか？個別支援コンサルティングでは、これらの内容はもちろんのこと、そのままでは医院に持ち込めないノウハウを、個別の医院の状況に応じた手法にカスタマイズし、必要なツール類を含め、スグに実践可能な状況でご提案するとともに、小手先のツール配布ではない、医院の長期的な展望を見据えた戦略的なタイミングで実行アドバイスを行います。

したがって、私たちと共に経営改革に乗り出すと決心されたクライアント様はほぼ、すべての方が確実に提案内容を実践し、成果をあげられます。成長を遂げる医院の特徴として、上手く外部資源を活用するという特性があることは確かです。自分ひとりではできることに限界がある。その限界を知り、限界を打ち破る方法にチャレンジされる方が、成功を掴むものと考えています。

プロジェクト業務とは、医院のリニューアルや分院展開、新規開業など経営改革にスピードと抜本的なコンセプトの構築が必要な場合に、約３ヶ月の期間を用いて経営基盤構築のための、

1. 戦略（事業計画の策定・医院コンセプトの構築・市場調査・ターゲットの選定など）
2. 戦術（医院の特性に応じたターゲットへのアプローチ手法、医院内外のブランド構築手法などの決定）
3. 戦闘（現場で利用する各種経営ツールの構築、業績向上に必要なマニュアル類の構築など）といった各種ノウハウ・ツールをまとめた「報告書」を作成する業務です。

医院の方向性に自信をもって行動するために、必要かつ実績のある手法を軸に、医院の取るべき対策と考え方をおまとめし、すぐに実践に活かせるツールを準備していきます。更に、報告書の内容をスタッフに落とし込み、教育などを行うために、別途、月次支援コンサルティングをその後にご契約される方がほとんどです。

よく１年間のコンサルティング契約においての提案スケジュールを作成して欲しいというご要望をお伺いします。特に経営に際しての固定概念を持たれている場合が多いのですが、各クライアントが持つリソース（環境、人的資源、資金、経歴など）により、効果的な手法や望むべき成長の方向性は変わります。また、成長著しいクライアントにおいては、日々、状況が変化するなど、柔軟性に富んだ、時流に合わせた対応が必要となります。そこで、私たちのコンサルティングのスタイルとして、日々のコミュニケーションを通じて毎月お伺いして実施する提案をカスタマイズし、形式にこだわるのではなく、効果にこだわった支援を実施します。

毎月お伺いして実施するコアな業務としては、

1. 現状の経営状態の把握（経営数値、スタッフの状況、環境の変化など）
2. 経営者が現時点で感じている悩みや課題のヒアリング、アドバイス
3. 現時点でのタイミングにおいて効果的であると判断する経営ノウハウの提供
4. 他院での成功事例、業界動向など最新情報の提供
   などが挙げられます。

更に、医院の状況に応じて、

1. スタッフとの個別面談・個別指導
2. スタッフとの合同ミーティングによる実践指導
3. 税理士、社労士などとの協業による院内基盤の整備
   などを実施します。

なお、はじめての支援の際には、必ず「経営支援にあたってのヒアリングシート」を経営者の方と共にまとめることにより、個々の状況と希望に応じた、長期的な目標設定を共に行います。これにより、お互いにコンセンサスが取れた状態で、共通の目標に向かって相互努力の元に、成果を挙げていただける体制が構築されています。

弊社のご支援先では、年商３０００万円レベルから、支援後に年商１億を越えるようになるなど、はじめから成功されている方々ばかりではありませんでした。私たちを必要とされるかどうかは、「現状を変える」という強い思いをお持ちかどうかが大切なことであり、規模の大小は問題ではありません。