開業格差

この数か月ほど、今年開業の医院を複数訪問しました。最初から業績が伸びる医院と、1日の来院数が10名未満の状態が長く続く医院に分かれます。この傾向は以前からありました。ただ昔であればスタートが悪いとされた医院でも、半年ほどでジワジワと伸びていったのですが、今ではその業績が向上するまでの低迷期間が長くなっているように感じます。当然、返済も開始されますので再借入れを検討するケースもありました。ヒアリングして感じたのは【開業前の情報量の差】です。伸びない場合では、情報の仕入れ先が「先輩・友人・業者さんに聞いて」…という声が多いように感じます。1度開業すると、その場所で数十年にわたって事業を行う訳ですから、やはり開業準備は慎重に行う必要があります。情報が多いということは【選択肢が多い】ことにつながります。私が訪問している税理士事務所から「開業時の経営サポートパック」をつくることを依頼されていますが、「開業前のチェックリスト」も同時に必要であると感じます。様々な角度からサポートできる仕組みを構築したいと考えます。

新着のお知らせ

TOP