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平成30年の平均寿命

平成30年の日本人の平均寿命が発表されました。厚生労働省の簡易生命表によるものです。

 

女性が87.32歳

男性が81.25歳

と、ともに過去最高を更新。

前年に比べ、女性は0.05歳、男性は0.16歳延びています。

世界に目を向けると日本の女性は4年連続で世界第2位、男性は前年に続き第3位となっています。

  

平均寿命は、死亡する年齢の平均値を取ったものではなく、今後、死亡状況が変化しないと仮定し、その年に生まれた0歳児が平均で何歳まで生きられるのかを予測する数値です。

    

平均寿命は、今後も伸びていくと考えられています。そして、注目されているのは”長生きするリスク”です。長生きすればするほど、お金はかかります。さらに、健康ではなく寝たきりのような状態では、長生きしても本当の楽しみは得られないでしょうし、さらにお金がかかります。また、家族にも負担をかけることになります。

  

ちなみに、他人の手を借りず生活できる「健康寿命」は、平成28年の最新のデータで、男性72.14歳、女性74.79歳です。

平均寿命が長くなるからこそ、健康な口腔環境を保ち、健康寿命を意識した生活を送りたいところです。

 


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