ブログ

歯の再生治療薬

京都市左京区のベンチャー企業である「トレジェムバイオファーマ」が、

歯の再生治療薬の開発に取り組み、先天性無歯症の患者に向けて、

2030年の販売を目指しているそうです。

 

京都大大学院医学研究科の高橋准教授(現客員研究員)の研究結果をもとに

2020年5月に設立された京大のスタートアップベンチャーです。

 

人の細胞内には、乳歯と永久歯の次に生える「歯の芽」が存在していることが先行研究で判明しており、歯の芽の成長を止めて2回目の生え替わりを防いでいるタンパク質を発見。その働きを阻害する抗体を開発ししています。

 

先天性無歯症のマウス、イヌに対する実験は成功しているそうで、2023年からは人への治験が始まるのだとか。

 

歯が再生する時代は、そう遠くないのかもしれませんね。

関連記事

  1. インフルエンザには口腔ケアが効果的
  2. 歯科医院経営通信Vol.57 「コミュニケーションで業績を伸ばす…
  3. 肥満で歯周病が悪化するメカニズム発見 岡山大学
  4. う蝕・歯周病罹患者の口腔細菌叢は歯科治療後も口腔状態が良好な人と…
  5. お菓子のメーカーと口腔機能
  6. 口腔機能低下症と運動機能の低下
  7. 噛む部位による脳の働き
  8. 平成30年の平均寿命
PAGE TOP