血液中のアンモニア濃度が上昇すると、
脳内の非神経細胞であるグリア細胞の一つ、
アストロサイトでのアミロイド前駆タンパク質(APP)量が上昇し、
アルツハイマー病の特徴である
老人斑の主要な構成成分とされるアミロイドβ42が
増加することが分かってきました。
新潟大学の口腔生化学分野の照沼美穂教授らの研究グループによるものです。
アンモニアがアルツハイマー型認知症のリスクを高めるということは、
今までに無い新薬開発のアプローチになるかもしれませんね。
そして、アンモニアを体に貯めない食生活を考えれば、
便秘は避けなければなりません。
バランスの良い食事ができる口腔環境というのは、やはり大切ですね。