ブログ

口腔内細菌による血栓症はがんの転移を促進する  北海道大学

北海道大学大学院歯学研究院の樋田京子教授らの研究グループによると、

う蝕の原因細菌によって、遠隔臓器の血管炎症と血栓症が誘導され、

がんの転移が増加することを解明したそうです。

ポイントは…

  • う蝕の原因菌「ミュータンス菌」により肺の血栓形成が誘導され、がん転移が増えることを解明。
  • ミュータンス菌は血管内皮細胞による血小板の活性化、好中球の遊走を促進。
  • がん患者の口腔清掃状態を良好に保つことは、血栓形成予防のためにも重要であることを示唆。

ミュータンス菌がガンを促進するということは

周術期管理が欠かせませんね。

関連記事

  1. 平成30年の平均寿命
  2. 葉酸が口蓋裂の発症を予防する仕組みを解明
  3. 開口力と嚥下障害の関連性
  4. 歯周病菌がサルコペニア促進に関与
  5. インフルエンザとコロナのW感染
  6. 口腔ケアとコロナの関係を知っているのは7%
  7. フッ化物配合基準の見直し
  8. 小児の口唇閉鎖不全は30.7%
PAGE TOP